少し前の事になりますが
舞鶴自動車道を走っていると
横にいい感じの尖った山が見え
「何だこの山は!登ってみたい!」
となり、家に帰って調べて調べてみると
その山は「三尾山」とありました。
ネットでさらに調べてみると
いいハイキングコースになっていたので
そっそく行ってみる事にしました。
今回、山のイメージが掴みにくかったのと
ルートに自信がなかったので
登山アプリでお馴染みの「YAMAP」の有料会員になり
地図をスマホにダウンロードし
現在地を確認しながら進む事にしました。
リアルタイムでルート確認ができるのは安心&心強いです!
駐車場に車を停めて
鹿除けゲートを開き登山道に入っていきます。
この鹿除けゲートの開け方がよくわからず
あーだこーだしてしまいます。
開かなかったらどうしよう!と少し焦りましたが
何とかうまく開けることができ
気を取り直して出発です。
まだ夜はあけていないので
ライトをつけて進んでいきます。
登山道について驚いたのが
100mおきに
山頂までの距離を案内があるじゃないですか!
とってもハイカーフレンドリーでした。
登っていくと「山岳訓練所」なるものがあり
訓練でも使われるほど
険しいのかと思うと少し気が引き締まります。
YAMAPのルートをみると
まずは三尾山の東峰を目指して登っていきます。
スタートからしっかり登っていく感じが
「うちの山をなめるなよ!」と言われてるようです。
登りながら上着を脱いで体温調節。
所々雪が積もっていて
蹴り足が滑り
イラッとしますが
100mおきの看板に励まされ
グイグイ登っていきます。
ランニングもそうですが距離表示は
励みになるし、ゴールが近づいてる安心感があって良いですね!
ルドルフが何やらクンクンしてます。
見るとヤレヤレ地蔵と言うお地蔵さんに挨拶していました。
ヤレヤレ地蔵とはどー言う意味なんだろうか?
東峰に着くとちょうど朝日が登ってきていました。
見晴らしがよくいい場所だったので
写真を撮って次は東峰の横にある西峰に向かいますが
気が付いたら通り過ぎていました。
展望もなかったので
まー良いでしょう。
YAMAPアプリでルートと
山頂までのおよその距離と時間を計算し
尾根沿いを登っていきます。
朝日が木々を照らし
辺りはオレンジ色に輝いています。
綺麗だ!
ただただ美しい!
全てを忘れ
大自然に解放されるようです。
この瞬間のために早起きをし
登って来た甲斐があるというものです。
山頂まではもうすぐだ!
横手に登って来た尾根が見渡せます。
出発して4〜50分しか経っていないのに
随分と山奥に入り込んだ感じになるのは
この山の魅力なのか
ただ単に険しだけなのか?
ムムムムム。
不思議な感覚にとらわれます。
見上げると山頂らしき場所が見えました。
もう着いたか!
最後の階段を登ると
平たい山頂の向こうに綺麗な朝日が見えました。
「おぉ、すごい!」と声が出ます。
再び、全てを忘れ大自然に解放されました。
展望が良いのでゆっくりしたかったですが
アプリでルートを確認すると
山頂からゴールまでの距離が結構あったので
ルドルフにお水をあげて
先を急ぐとします。
山頂からの下りは
思ったより急でビックリ!
これ逆だったら良いトレーニングだなぁと思いながら
いっきに下ります。
途中、展望ポイントもありましたが
怖くて近寄れず(笑)
ルドルフは平気なようです。
帰りは、ずっと下りかと思いきや
下ろされたら登らされるを繰り返し
進んでいきます。
アップダウンは嫌いじゃないですが
距離が全然進まないので
アプリと睨めっこしながら
帰りの時間に間に合うかちょっと不安になりました。
雪で道がわかりにくくなっていたので
「これどっちだ?」
という所はアプリで確認しながら進んでいきます。
1箇所、案内を見落として
ルートそれてしまいましたが
アプリを確認しながら進むことで
50mほどのロスで済みました。
あのまま、違う方向へ行っていたら全く別の場所に出るか
間違いに気づくまで随分と進む事になっていたでしょう!
本当に便利ですね。
半分くらい下って来た所でしょうか?
しっかりとした分岐と案内があり
ホッとします。
数分下ると林道に出て来ました。
さらにホッとします(笑)
林道に出てから町まではすぐでした。
出口に同じ鹿除けゲートがあり
そこを抜けてゴールです。
駐車場に向かう途中で
山を見上げ
通ったルートをなぞると
ただグルっと周遊したに過ぎないのですが
いつもと違った緊張感があった山でした。
駐車場に戻って来たら一気に力が抜けました。
素晴らしい景色と
険しい道の余韻にしばらく浸ります。
随分んと走った感がありましたが
距離と時間を見るとそうでもない!
距離は5.9km 時間は1時間34分とありました。
そんなものか!
そしてこのYAMAPアプリは
今行ったルートを3Dで確認できるのも面白い!
そうこうしてると小腹が減ったので
ルドルフと二人でカップラーメンを分けて食べました。
この三尾山の周辺も楽しそうな山がたくさんあるので
今度登ってみよう!