思いのままに山を走り・登って・下って・飛んで
ベットに倒れ込むくらい疲れた時は何を食べたらいいのだろうか?
トレーニングや走った後の疲労回復には
炭水化物とタンパク質を混ぜた物を30分以内に摂ることがいいとされています。
グリコーゲンを蓄え筋肉を再生させるからです。
上記のことはよく雑誌などでも載っていますね。
もう少し掘り下げる為に
医学的なトレーニングの本と
自然のエネルギーを鍵をするマクロビの本を参考にして調べてみました。
ご飯やパスタなどの炭水化物の他に
蒸し野菜などの多糖類を多めに摂りましょう!とありました。
どちらの本にも生野菜は消化の負担になり栄養の吸収率を下げるので
茹でるか蒸すかした温野菜がいいと書いてあります。
なるほどね。
写真下はバーニャ・カウダ。
シリアスなアスリートの方は
消化にエネルギーを要するブロッコリーのような食物繊維が多い物は避け
ピューレ状の食物を食べるといいみたいですよ。
速く回復させたい時には有効そうですね。
そして、肝心の筋回復にはタンパク質が大事です。
タンパク質は筋肉の修復と成長を促します。
マクロビの場合は、植物タンパク質(豆や穀物)を基本にしてますが
私の場合、タンパク質は魚や豆からと肉の半々で摂っています。
皆さんはいかがですか?
「生きてるいる食べ物を食べることがあなたをより高いエネルギーへと運んでくれるのです」
と、マクロビの本に書いてあります。
私たちはエネルギーを使い
エネルギーを食しているという考え方ですね。
そしてエネルギーが高い食べ物とは
「生きているもの」となります。
例えば、タマネギを水で浸しとくと芽が出てきますね。
畑から採って来てもまだ生きているということです。
本では穀物が一番エネルギーが高いとありましたが
狩りで得た動物を食するのもエネルギーが高いように思います。
逆に加工したものはエネルギーが低いとありました。
このように生命=エネルギーという考えもいいですね。
元気がでない時は米を食べなさい!
と言われてきた理由がわかりますね。
あと、お酒のことも書いてました。
緊張をほぐしたり楽しいお酒は心の薬になったりいい面もありますが
深夜のお酒の飲み過ぎだけは避けたほうが良いとありました。
肝臓で解毒につかうエネルギーを疲労回復に回せるからですね。
追記ですが私の経験からレース前の飲み過ぎは
上記と同じ肝臓への負担がかかるため控えた方がいいと思います。
私はパフォーマンスがかなり低下してしまいました。
1日たりとも同じ体の疲れ具合や体調はないので
同じ回復法、同じ期間で体調が整う訳ではないですが
トレーニングと回復期間をセットで考えてプログラムすると
より自分の体が理解できていいかもしれませんね。
特に頻繁にレースに出られている方などは
いい勉強になるんではないのでしょうか。
あと、ビタミンやタンパク質などの栄養学だけではなく
マクロビや伝統食、粗食など色々な視点から食事を見直すのも面白いですよ。
余談ですが
ジャングルや草原で自給自足してみたいと思いませんか?
槍をもって走り
水をくみに川まで歩き
木を切って家を建てる。
数日後、
獲物より通信回線を求め
ネットショップで食材をポチリ(笑)。
なんてね。