みなさんはどんなお盆をお過ごしでしたか?
私は前回のブログのとおり
まずは四国へサーフィン、そして六甲山の裏側へ沢登り、そして最後は北アルプスに一泊二日で行ってきました。
これを1週間で行うわけですからなかなかハードスケジュールです。
今回のテーマはトランスジャパンを意識して
コース時間15時間以上の行動後のテント泊です。
サーフィン、沢登り共にいいお天気でしたが
なぜか北アルプスの日程だけ雨マークです。
昨年の常念岳も雨、そして今年も雨。
まぁ、しゃあないですね。
雨も経験のうちです。
駒ヶ岳SAのソースカツ丼でも食べて頑張りましょう!
<写真下 B級グルメで有名な駒ヶ岳のソースカツ丼>
1日目の行程は
三股駐車場〜蝶ケ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳途中〜大天井岳泊です。
燕岳まで行かず途中で引き返すのは
同日にカズさんとアライさんの2人が中房温泉から燕岳を経て大天井岳に歩きで向かってくる事になっていたので
燕岳から大天井岳のどこかで合流し
そこから3人で大天井岳に向かう事にしたからです。
三股駐車場から燕岳に向かう途中まではトレイルランニングで行き
合流してからはハイキングです。
2日目は大天井岳〜常念岳〜三股駐車場です。
2日目は全てハイキングです。
図で描くと下の写真のようになります。
青線が私。
ピンクがカズさんとアライさん。
黄色が2日目。
さて、1日目の朝。
三股駐車場は雨で車も少なかったです。
かるく寝坊して5時10分に出発!
カズさんアライさん組はもうすでに中房温泉を出ていました。
水2L、ツェルト、エマージェンシーヴィヴィー、ウエアー、食料、ライト3つ、コンロ、救急セット
その他必要装備を入れて7kgほどでしょうか。
今回は雨なのでウエアーを大量に持って行ったため25Lのリュックはパンパンで
リュックを背負うとずっしりと重みが伝わり気合が入ります。
周りが長ズボンにレインウエアの中、ランパンにタンクトップはさすがに浮きますね。
登山届けを出して登山道に入ります。
<写真下 蝶ヶ岳へ登る道>
蝶ヶ岳の山頂まで1時間50分くらいだったかな。
登りは以前よりもだいぶ楽にいけました。
摩耶山のおかげですね。
アルプスには何回か来ていますがいつも緊張しますね。
緊張:楽しさ=6:4ですね。
<写真下 ここまでくると山頂はもう少しです>
蝶ケ岳から稜線を走り常念岳へ向かいます。
雨の中に小さなあられ?のようなものが混じっていました。
気温は低くここでUTMFでもらったベストとレインウエアを着てさらに走ります。
UTMFでもらったベストがポケットも広く意外に使える!
しかも暖かい!
やるな、ノースフェイス!
やるな、ノースフェイス!
<写真下 横尾に降りれば槍ヶ岳にも行けます。大好きな分岐点です>
常念岳に登る最後が岩場でなかなか辛い。
<写真下 常念岳にて>
常念岳を下ったら
セブンイレブンのサラダチキンを食べようかなと思っていたら
なぜか道を逆走していました(笑)
下から登ってきた学生に声をかけられて気づきました。
学生「もう行ってきたんですか?早いですね。」
私「・・・・・・」
初めて会うのに
もう行ってきたってなんで知っているんだろう?
顔を見ると見覚えがある・・・・・はて?
まさか!
私「この道は蝶ケ岳に行く道?」
学生「そうですよ!」
私「うわぁ」
またこれを登るのかと思うと愕然としました。
というか
あんなイージーな場所でミスってる自分が情けないです。
もうね、昼食抜きですよ!
といいながらサラダチキン、カレー、うどんとしっかり食べましたが(笑)
気を取り直してもう一度登ります。
今度は地図を見ながら慎重に進みます。
今度は地図を見ながら慎重に進みます。
常念岳から大天井岳に向かいます。
誰もいなく不思議な空間を歩いている自分がまた不思議です。
誰もいなく不思議な空間を歩いている自分がまた不思議です。
一人でいると寂しくなるので
時々会うハイカーの方たちとのお話が
心をホッとさせてくれます。
雨と霧の中をどのくらい進んだかな。
本日宿泊する場所に到着。
今夜はここでテント泊です。
中房、燕岳方面から歩いてくるカズさんとアライさんはまだ到着してない様子。
なので、一足お先に山小屋でお昼をいただき
それから迎えに行くことにしました。
実は初めての山小屋利用なのです。
山小屋の人たちもとても優しく体の緊張がほぐれました。
ここ大天荘は使い込まれた木の具合がとてもいい感じの山小屋でした。
次は山小屋で一泊してみたいですね。
<写真下 カレーとてんぷらうどんを頂くの図>
腹ごしらえを終えて
雨の登山道に戻ります。
ここから燕方面へカズさんとアライさんを迎えに行きましょう。
どこで出会えるかな?
もうそんなに急ぐ事もないのでゆっくり進みます。
1時間くらい進んだところで2人と会う事ができました!
向こう側から来るのがわかっていても
出会うとたまらなく嬉しかったです。
ここからは3人で大天井岳に向かいます。
やっぱり3人いると心強い!
話し相手もいますしね。
話し相手もいますしね。
最後の大天井岳のきつい登りを登って3人とも無事ゴール!
いや〜お疲れ様でした。
さっそく
テントを張ってビールを買いに行きます。
カズさんとアライさんは初アルプスでテント泊です。
私は薄っぺらいツェルトで寝ます。
晩ご飯は雑炊とビール2本。
夜は気温がぐっと下がります。
ウエアーをたくさん着込んで寒さをしのぎますが
でもやっぱりツェルトで寝ると寒いです。
雨のツェルト泊は楽なものではありませんね。
これがまた楽しさでもあるのですが(笑)
夜、カズさんに呼ばれて外に出てみると
雲の切れ目から満点の星空を見る事ができました。
それはそれは綺麗で言葉を失いほどです。
たくさんの星空を見てきましたが
間違いなく今までで最高の星空でした。
上だけではなく
まえを向いても星空、後ろを向いても星空です。
自分が浮いているかと思うほどです。
そして星が近い。
終始雨でしたが来て良かったと思える瞬間でした。
明日は朝の6時出発です。
時計を見るとまだ夜中の12時でした。
あと6時間、寒さに耐えながら寝よう!
つづく。
<写真下 ツェルトでくつろぐ私>